
hello guys!
ケニーです。
今回は中山裕木子さんが書かれている、
「英語は3語で伝わります」
という本の内容について話していきたいと思います。
はじめに
英語を話す為には中学英語だけで事足りるということは、
各所で言われていることです。
しかし、中学英単語をただ覚えただけでは、
まだ英語をうまく組み立てることができないので、
単語を覚えると同時に、文法も覚える必要があります。
これまで僕は、膨大な文法の型がある中で、
最低限
SVO
SVC
SVOO
SVOC
をまずは覚えるべきだと考えていました。
しかし、ある日、書店を歩いていると、
「英語は3語で伝わります」
という本が目に入り衝撃を受けました。
だって3語ということは、
基本の5文型の中でいうと、
SVO、もしくはSVCだけで伝わるということですよ。
早速、購入して読み進めてみると、
とても参考になることがたくさん書かれていて
これは、難解な文法をよりシンプルに覚えられて、
しかも英語が嫌いな人が少なくなるに違いないと思いましたので、
今回はこの本の内容の一部を紹介させていただきたいと思います。
英語は3語で伝わる!?
まず結論から言うと、
この本ではSVOを使った表現だけで、英文をシンプルに
短く、ハッキリと伝える文章を作って話せる方法が書かれています。
なぜ、SVOだけの簡単な文法で表現したほうがいいかというと、
難しい表現、
例えば
のようなSVOC型を使うと、
・結論がすぐには伝わらない
・文章を組み立てるときに、間違える可能性が高い
・単語数が多いのでコミュニケーションが遅くなる
という欠点があるからです。
確かに、先程のIt is not difficultの文を言ったほうが、
英語らしく見えるし、かっこいいです。
しかし、これが返って伝わりにくい文章になってしまうんですね。
だからこそ、
できるだけやさしいSVO(3語)で表現することで、
結論がすぐ伝わり、間違えが減り、
コミュニケーションのスピードが上がるんです。
3語英文の作り方
SVO構文の作り方をみていくと、
①主語→②動詞→③目的語で構成され、
「誰か(何か)が何かする」という文になります。
※ちなみに、3語といいましたが、
冠詞(the等)や修飾語はカウントに含めず、
あくまでこのSVOを基本、主軸として組み立てていきます。
例えば、
という文を3語で表すと、
になります。
このように、be動詞を使わずに動作を表す動詞を使うことでより短くしていきます。
ここまで、話してきて気づいたと思いますが、
3語で作る英文で最も大事なのは、動詞です。
3語しかないので、この動詞を、
・具体的で動作を表す動詞
・動きのあるダイナミックな動詞
・能動態を使う
ことで簡潔だけど伝わりやすい英文を組み立てることを可能にしているんです。
キーワードは、「動詞を活かす」です!
例文集
最後に、長い文を3語に言い換える為の例文をいくつかご紹介したいと思います。
(新しい政策は、売上増加に効果があると思われる)
↓
(新しい政策により、売上が増加すると思う)
(この本は、学生にとって良いものだ)
↓
(この本は学生の助けとなる)
(もしも、質問があれば、今聞いてもいいよ)
↓
(今質問してもいいよ)
このように、If構文でさえも同じ意味なのに、
ストレートで簡潔な表現な3語にすることができます。
まとめ
ここまで、いかがだったでしょうか?
この本では、今回紹介した3語で伝える英文の組み立て方について、
より詳しく、また複雑な英語構文についてもシンプルに組み直せる方法を
基本と応用のステップごとに解説しています。
また、今回のキーワードは「動詞を活かす」と言ったように、
3語で伝えるためのめっちゃ使える動詞とその使い方も
載っているので、それだけ覚えるだけでもすごく価値があると思います。
本の詳細は、↓こちらから見ることができますので、
興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね。